犬の健康のために、フィラリア予防という概念については、全ての飼い主が一定以上の知識を持つべきでしょう。しかしながら、その使い方や検査についてはまだ知識が十分に普及しているとは言えません。今回はフィラリア予防薬投与前の検査について考えてみましょう。 例えば、フィラリア予防薬の一種であるレボリューション 犬を愛犬に投与するとします。ここで「ちょっと待った」です。まずは、検査を行いましょう。飼い主だけの判断で(レボリューションであるかその他のフィラリア予防薬であるかに関わらず)使用を開始してはいけません。 投与前にはまず検査を踏みます。これをなぜ行うかと言うと、 フィラリア予防薬の成分は普通、フィラリア(正確には犬糸状虫)の幼虫であるミクロフィラリアを死滅させるためのものです。成虫に対しては効果がありません。ですので、犬の体内に成虫がいる場合に、このような予防薬を使用しても意味がないことになります。さらに、ミクロフィラリアが大量にいる状態だと、それが死滅して血液に詰まることがあるので、これも危険です。このように、投与前に状態を検査することが非常に重要になります。Read More
Michiko Oye
March 18, 2021
医薬品のインターネット販売のデメリット3選 1.安全性 2.一人ひとりに合った薬を提案できない 3.犯罪になるリスク 1.安全性 医薬品のインターネット販売で最初にあげられるデメリットは、安全性です。ですが、これはさほど対面販売と大差ありません。 インターネット販売と対面販売関係なく、一般用医薬品で年間250例の副作用被害があり、死亡するケースもあります。 対面販売で情報提供を行っていたとしても、消費者側に知識がなければ、正しい判断ができません。 どんな薬でも副作用が起こる可能性はあると説明するとびっくりする人もいます。説明書にある副作用全てを起こすと思い込んでいる人もいます。 消費者の知識不足によって、安全性に不安を持つ人が多いのかと思います。薬に対して正しい知識を身につける事が必要です。これにより安全性は、一段と上がります。 2. 一人ひとりに合った薬を提案ができない 対面販売であれば、一人ひとりの症状に合うものを提案できます。受診勧告を行い、販売しないという選択もとる事が可能です。現場で患者と直に接している人たちは、インターネット販売が拡がることによって、利益が優先でされ安全性が軽視されているのではないかと心配する声もあります。 3. 犯罪になるリスク 偽薬や脱法ドラッグなどインターネット販売では、犯罪に巻き込まれるリスクがあります。消費者は、しっかりと販売店を選ぶ必要性があります。詳細についてはここをクリックしてください、くすりエクスプレス。Read More